娘曰く、家族をキャラクターにあてはめると。
はやりは配役遊び。キャスティングは「私」。
最近娘はごっこ遊びやなりきり遊びに興じることが多くなった。
突然、①「みーちゃんねぇ、スイちゃんなの。」
などと言い出したりする。
「そっか、スイちゃんなんだね。」
というと納得する。
ちなみに、
もし「え?みーちゃんはみーちゃんじゃない?」
というと、②「ちがうの!」と怒ってしまう。
また①「みーちゃんねぇ、スイちゃんなの!」と多少語気強めに言われてループ化する。大体4回ぐらいループを繰り返すと激怒され、叩かれる。
納得すると、「お父さんはね、サボさんなんだよ!」
と、晴れて配役を与えて頂けるというシステムなのである。
この配役システムは単にあてはめているわけではなく、娘の最近のその相手への認識が読み取れるので、父としては結構毎回注目している。
父としては「オフロスキー」がベストだったのだけど、まぁあの大人で陽気なサボテンなら光栄だ。
長らく「みいつけた!」がキャスティングの中心だったのだが、最近は流行が「アンパンマン」に移ってきたらしい。
我が家のアンパンマン的配役発表。
「みーちゃんはねぇ、ドキンちゃんなんだよ」
ばいきんまんの なかまの おんなのこ。じぶんのことを せかいで いちばん かわいいと おもっている。わがままで いつも ばいきんまんを こまらせているが、 やさしい ところもある。しょくぱんまんの ことが だいすき。
それいけ!アンパンマン 公式サイトなかまの紹介コーナーより。
夫婦共々大いに納得。
すごい自己認識能力だ。本当に2歳児なのか?
父としては紹介文、最後の一行がすごく気になる。
誰だしょくぱんまん。許さんぞ。
「ゆーくんはねぇ、メロンハンナちゃん。」(正確にはメロンパンナちゃん)
こころやさしい おんなのこ。だれでも、メロメロになる メロメロパンチを つかう。おねえちゃんの ロールパンナが だいすきだけど、なかなか あえなくて さびしく おもっている。
それいけ!アンパンマン 公式サイトなかまの紹介コーナーより。
これも大いに納得。
メロメロパンチの使い手だわ、あやつは。
「お父さんはねぇ…」
来た!
なんだろう、やっぱりカレーか?
カレーパンまんが好きってみーちゃんも知ってるしな。
それともあれか?アンパンマンか?王道だな。
あんこは好きじゃないけど、悪い気はしないな。
まさか、しょくぱんまんか?
大好きだなんてそんな…まぁ知ってるけど。
「ばいきんまん」
…え?
「お父さんばいきんまんなの。」
アンパンマンをたおすため バイキンせいから やってきた。
じぶんでは てんさいかがくしゃだと おもっているが、へんなものばかり つくってしまう。たべものが だいすきで すぐに よこどりを しようとする。きれいなものが だいきらい。
それいけ!アンパンマン 公式サイトなかまの紹介コーナーより。
まさかの権威失墜。
「サボさん」は保護者的存在だったのに…。
ばいきんまんってめっちゃドキンちゃんに振り回されてる感じ…。
あ、でもやさしい時もあるな、、確かにこないだお肉分けてくれた。
…。
ちなみにお母さんは?
「お母さんはねぇ、マナおねぇさん!」
超お気に入りのしまじろう体験DVDに出てくる綺麗なおねえさん。
娘と息子のアイドル。
さすが母、一人だけ人間。別格扱いである。