トランポリンには別の使い道があった件。
半年間の3歳児&1歳児との共同生活を経る中で、
「これ、結構よかったなぁ。」と重宝するものがいくつかあった。
今回はその一つをご紹介。
それが、「トランポリン」である。
僕が「これ良い!!」と思うものの基本条件は、
「シンプル」「多用途に使える」「遊びが広がる」なのだが、トランポリンはバッチリこの条件を満たしていた。
第一の用途として、子供の遊具として優秀であるのは言うまでもない。
子供が室内で飛び回ってエネルギーを発散してくれるというのは、当然良いのだ。
いきなり「さぁみんなー!元気〜〜〜〜〜〜〜?!」
などと子供がゲリラライブを開催、全然こちらは元気じゃなくて、早く風呂に入って眠たくってげんなりするときもあるが、
「げんきーーー。」
と手を弱々しくも突き上げて返しておけば、ご満悦になってエネルギーを消費してくださる。
デメリットは「場所を占有してしまう」だったが…
意外に気にならない。それは、このトランポリンに別の用途があることに気づき、自然と使用しはじめたからである。
それは、
プレイテーブルとしての活用である。
大人も子供も座って遊ぶのにちょうどいい高さ。
表面がツルツルして滑りやすく、おはじきなんかも相性が良い。
うちには自作のプレイテーブルがすでに一つあるが、
二人で遊ぶと、弟が姉の作品を壊し、姉が弟を追放する場合もある。
するとこちらへ移動する。乗って遊べる安心感。
まぁ、姉が「それ私が遊ぶの!」などとおもちゃめがけてトランポリンに侵略をかけてくることもあり、結局阿鼻叫喚で親介入で終わることもザラではあるが…
まぁ別れて遊べるのもいい。
そして隠れた三つ目の用途は…
寝っ転がれる。
親が。
育児に、生活に疲れ切ったとき、力尽きて畳に倒れ伏す。
するとどうだろう。
寒いし、痛いのだ。
フローリングでも畳でも。癒されない。受け止めてもらえている感がない。
しかし、トランポリンは違う。
彼は倒れ込む私を優しく、弾むように受けとめる。
「いつだって、君のことを受けとめるよ。」
そういって抱きとめられたような気分になる。(大丈夫か。)
仮眠するレベルではなく、5分程度、ただ転がりたいとき、
トランポリンはあなたを受けとめてくれるんですよ、奥さん!!!
というわけで、私たち家族はトランポリンが大好きです。