我が家の息子とBraava。
魅惑のお助け家電、Braava。
実家の母が以前に贈ってくれた自動拭き掃除ロボット、『Braava』。
今更ですが、こやつは本当に素晴らしい。
10ヶ月の乳児ボーイであるうちの息子。
例の彼。
彼の最近の特徴は、三つある。
一つ目は「食べこぼし大量発生」を引き起こすこと。
彼は無類の食欲を持つ「ご飯好き」である。
しかも恐ろしいことに「自分で食べたい!」欲求が激しいのである。
「ご飯好き」×「自分で食べたい」
導かれる結果は、
=「食べこぼし大量発生」
食卓の下に散らばるあまたの米粒や、汁。
我が子の成長が嬉しいとはいえ、正直辛さもある。
二つ目は「高速ハイハイ」である。
つい1ヶ月前まで水泳のバタフライのような前進方法をとっていた彼も、
安定したハイハイ走法を会得。
母や父を高速で追尾することが可能になったのである。
「トイレ(1階)に行ってくる!」と2階部屋に残す。
すると彼は高速追尾してくる。以前とは比べものにならないほどのスピードだ。
しかしこちらは限界までトイレを我慢していた成人男性、速度が違う。
息子はギリギリ間に合わず階段前のベビーゲート前で行く手を塞がれる。
階下へ響き渡る悲痛な泣き声。
その声に胸を締め付けられながら、トイレに駆け込む。
我が子の成長が嬉しいとはいえ、正直辛さもある。
(抱っこをしながら行く余裕はなかったこと、ご理解頂きたい。)
最後の三つ目は、「荒れやすいお肌」である。
彼の肌はとてもデリケートだ。以前は湿疹がかなりひどく出ていて、現在は大分よくなったが、それでも少しのことで痒みがでてしまう。
元々持ち合わせた弱点、生後3ヶ月ぐらいの頃は息子も妻も僕も毎日が辛かった。
皆様、おわかりだろうか。
「食べこぼし大量発生」
「高速ハイハイ」
そして「荒れやすいお肌」
そう、この三つは恐ろしく相性が悪いのだ。
食べこぼした後は当然クリーンアップするが、忙しい中、汚れを取りきれていないことも多い。
そんな中を彼は爆弾を抱えたような肌で縦横無尽に駆け回る。
(得意な表情の彼)
姉のおやつを狙い、
引越し作業で動き回る妻を追尾し、
組み上がったアンパンマンブロックを破壊しにかかる。
そうして起こる「お肌クライシス」。
そんな彼の自分いじめプレイを止めてくれるのが、
『Braava』だ。
静粛なる『Braava』
お掃除ロボ、ルンバの兄弟機。
Braavaは拭き掃除ロボなので、ルンバとは機能が違う。
クイックルワイパーのウェットタイプを装着してボタンを押すと、
自動で床を拭きあげてくれる。
一回拭き終わったら止まる。
しかし、ボタンを再び押せば、嫌がらず何度でも拭いてくれる。
数日前の味噌汁の汚れを、丁寧に、丁寧に。
しかし何よりも、僕が愛してやまないのは彼のその「静粛性」だ。
ただただ、彼は静かなのだ。
その激しい活動音によって息子や娘の関心を集めてしまい、ボタンを押されて機能を停止したり、場合によっては乗られて損傷するルンバとは違う。
彼は粛々と横の部屋で遊ぶ彼らの気をひき付けず、仕事をしてくれる。
まるで『忍び』である。
まとめ
その静かさがゆえに、同じ部屋で他の家事、たとえば「食器洗い」をしていても全く気にならない。
我が息子を、その矛盾に満ちた行動の結果から救い、なおかつ我ら夫婦と一緒に家事をしてくれる『Braava』は、まさに僕にとって理想のお助け家電です。
ただ、ルンバやBraavaを奥さんに贈ると喜ばれるよ!という話を聞くと、ちょっと注意が必要かなと思っています。
確かに喜ぶとは思うのだけど、出来ればこいつらの扱いは旦那さんがしたほうが上手くいくことが多いと思う。
充電したり、設置してボタンを押したり、終わったら片付けたり、使いやすい環境を整えたり、意外に手がかかる。
その余裕は男性のほうにあり、また男性自身楽しんでやれたりもするので。